エリク・レーストン(えりく・れーすとん)
- 10月31日
- 16歳
- 165 / 48
- 貴族/少将
- クリスタ
- マスケット傭兵団
- 男
※参加日程・時間不定期。私書箱は確認しておりますので、打ち合わせ等お気軽に御連絡頂ければ幸いです。
【今日の服装】
豪奢な装飾品や勲章が充てがわれた黒い詰襟の特注の軍服。
軍服の上から羽織るマントは、その財力と権力を誇示する様に希少な魔獣の毛でビロード調に織られており、傭兵団の紋章が金糸で刺繍されている。
【容姿】
癖の無い金髪を丁寧に整え、年齢にしてはやや幼さを感じさせる顔立ちをした少年。
大きな紅い瞳を持ち、常に礼儀正しく、公的な場では柔和な笑みを絶やさない。
また軍人にしては体格も華奢で、クリスタ特有の白い肌も相まって病人かと思われる程。
その容姿と物腰の柔らかさもあって、女性に間違われることは日常茶飯事。
しかし普段は無表情…という程ではないものの仏頂面を浮かべていることが多い。
片翼1.5m程の両有翼を持つが、普段は特注の軍服に隠すように収められている。
【服装】
詰め襟の黒い軍服の上から傭兵団のコートを肩にかけて羽織っている。
軍服とコートは有翼を収納するための特注品であり、同じ物を自宅に多数保管している。
無駄に装飾の施されたマスケット銃に、宝飾品の様な魔法杖を腰に指す。
軍服にも綺羅びやかな宝飾品が多数付けられており、本人曰く「着飾り人形状態」とのこと。
私服は余り持っておらず、襟付きの白シャツと黒いチノパンを普段着として所有する程度。舞踏会等で着る礼服も持ってはいるが、大体軍服で出席するので普段着もろともクローゼットの肥やしである。
【武器】
・装飾されたマスケット銃
「戦場より美術館が似合う」と揶揄される銃。
仰々しい名前があるらしいが所有者のエリクは覚えていない。
基本的な性能は通常のマスケット銃と変わらない。
・けばけばしいほどに綺羅びやかな魔法杖
白金の杖に多数の宝飾品が埋め込まれた魔法杖。
正式名称は【白金の宝杖(しろがねのほうじょう)】
一見ただの嗜好品の様だが、埋め込まれた宝石にはそれなりに魔力が込められており、有事の際には魔力貯蔵庫として機能する。
また、杖本体も魔力によって強度が高められており、ある程度の白兵戦をこなす程の耐久力もある。
・軍服に付けられた悪趣味な宝飾類
まるで勲章の様につけられたブローチやバッジ類。
魔法杖の宝石と同じく魔力が込められており、常時防護の魔法を対象者に与える能力を持つ。
しかしながら、着用者であるエリクはこのけばけばしい装飾品が好みではないらしい。
【能力】
・軍神ヴァルトールの加護
種族固有の能力。他のクリスタと同じく白金の鎧を形成出来る。
・矜持亡き騎士【シュトルツォーネ・リッター】
自身の魔力を用いてゴーレム(魔力を動力源とする人形)を召喚する事が出来る。
ゴーレムは常にフルプレートの騎士として召喚され、召喚者たるエリクの忠実な下僕となる。
但し、召喚数は魔力量に依存し、現在のエリクの魔力量では1日10体が限度(道具等のサポート無し)
ゴーレムの強さは召喚時に使用する魔力量によって変化するが、大凡平均的なサイファ男性兵士よりやや強い、といったレベルである。
1体あたりの魔力量を増加すればゴーレムの個体能力も増加するが、その分召喚時に本人への負担も高くなる為多用は出来ない。
召喚されたゴーレムは個体維持に必要な魔力の喪失(一定ダメージ)か、召喚者の命令がない限りは永久的に活動出来る。
その為エリクは常に2体分の魔力で召喚したゴーレムを護衛として1体召喚しており、些事から荒事まで身の回りの事はゴーレムにさせている。
・聖砲具展開【ハインリヒ・カノーネ】
自身の周囲に聖属性の砲撃を放つ浮遊砲塔を4基召喚する。
砲塔は白金色に輝く筒の様な形状をしており、耐久力は普通の鉄パイプ等と大差無い。
また、砲塔そのものに攻撃能力は無く、エリクの魔力を効率的に発射する為の媒体に過ぎない。火力そのものも高くはなく、構造物や対人へのダメージなら通常の火砲の方が威力が高い。
あくまで聖属性に特化した砲撃であり、対魔族戦においては兎も角、クリスタやサイファ等魔に囚われていない相手にはダメージソースとして効率が悪い。
エリクはこの能力と【矜持亡き騎士】を組み合わせる事により、個人で班単位の戦闘能力を持つ。
・その他
基本的な治癒魔法・解毒魔法等、戦場で役立つ魔法は人並みに行使出来る。
あくまで人並みであって、重傷者の治療や猛毒・魔法による汚染等の解毒は行うことが出来ない。(多少の切り傷、腹下し程度の回復は可能。但し、専業では無いため魔力量の消費が大きい)
【性格】
初対面の相手には礼儀正しく終始にこやか。また、公的な場では笑顔を絶やさず社交辞令も嗜む。
…が、要するに「外面が良い」タイプ。人目の無いところや気を許した相手には、高貴な生まれとは思えない程の平民口調。
格下の相手や敵対する相手には嬲る様に下衆な言葉を浴びせる事もある。
有翼のクリスタである事に誇りを持ち、奢ることは無いがその尊厳を否定する相手には苛烈さを見せる。
また、クリスタにしては低い身長と男らしさに欠ける部分を指摘されると、無言で砲撃してくる程度には機嫌が悪くなる。
仲間意識は意外な程に高く、自分の部下や友人が傷つけられた際には容赦しない。
甘いものに目がなく、大公国に来国してからはココナが特に大好物。嗜みとして葉巻を吸うが、それすらも舶来品の甘い紫煙を漂わせる一品。
【経歴】
本名は【エーリック・ハイデルベルグ・ヴァイスグラーフ=フォン・レーストン】
マスケット傭兵団レーストン連隊司令を勤める。階級は大佐→少将。
アンデット討伐、移民街での浄化作戦で得た戦訓の提出と魔族交戦記録の提出。有力貴族からの推挙によって2階級昇進を果たす。形式的には、アンデット討伐で准将。浄化作戦の一連の功績で少将となった。
カスティリア-ノデオン帝国の辺境伯(マルクグラーフ)であるレーストン家の嫡男にして後継者。所有爵位はカスティリア-ノデオン帝国子爵、アイゼンヴァイツ王国男爵。
母はアイゼンヴァイツ王国のアイレンブルク伯爵家令嬢(3女)であり、有翼持ちという事もあって両家から高い期待を受けて育ってきた。
8歳まで帝国で教育を受けた後、母方の実家でもあるアイゼンヴァイツ王国で14歳まで帝王学・魔法・剣術訓練・陸軍の兵法と運用を学ぶ。
帰国後は聖騎士団の入団基準である15歳になるまでは父に付き添って社交界を渡り歩き、社交界デビューを事務的に済ませる。この頃から父親に対する反発と尊敬の入り混じった複雑な感情を抱くようになり、半ば家出同然の勢いで聖騎士団では無く傭兵団に入団。
海軍が大きな力を持つ大公国において、傭兵団を陸軍に昇格させる事を目標に戦場と社交界で孤独な戦いを繰り広げる。ただ、アイゼンヴァイツ王国での軍事教練が長かった為か、家柄と立場に比べて貴族的な立ち振舞や社交界の知識には疎い所がある。本人も貴族よりは軍人としての生き方を好んでいる為、余り深く考えてはいないが。
その出自と入団理由から傭兵団でも微妙な立場であり「コイツを下に置いて面倒に巻き込まれるよりは」という理由で無意味かつ無価値な昇進の末、大佐の地位に至る。
本人は武勲による出世を望んでいたが、自身の目標の為ならどんな理由であれ昇進は良い事だろうと半ば諦観気味である。しかし、出世への野心もそれなりに持ち合わせており、将軍職への出世に至る際にはそれなりに「貴族らしい」やり方も取っていた。
将軍職についた現在は、傭兵団の威信を高めたい若手将校の血気を抑えながら本国に近い貴族達に接触して軍備拡張を目指している。絶対数の少ない傭兵団で、血気盛んな将校(といっても殆ど歳上なのだが)の勇ましさだけは一人前の意見に頭を悩ませる日々。
所謂「国民国家主義者」であり、不法移民や反政府組織は如何なる手段を用いてでも排除すべきだと考えている。その為、反政府組織への苛烈な取り締まりや移民街への弾圧に容赦が無い。逆に言えば、正当な国民であれば獣人、半獣人に限らず保護すべきという考えの持ち主。出自と教育から種族による差別意識が無い訳ではないが、過度な差別意識があるわけでもない。
【その他】
・レーストン家
帝国で辺境伯の地位を持つ大貴族。建国以来の貴族ではなく、600年前アイゼンヴァイツ地方から流入した騎士団の家系。カスティリア-ノデオン帝国の侯爵に仕えていたが、500年前のザラード王国による侵略戦争で主を失い、領地を焼き払われながらも城を堅守し避難していた領民を守りぬいた。その功績が認められ、仕えていた侯爵領を引き継ぎ「辺境伯」の地位を与えられる。
元々は良質な鉄鉱石の産出地として名を馳せていたが、現在は帝国有数の武具生産地を持つ事で知られる。
現当主であるギュンター・フリードリヒ・マルクグラーフ=フォン・レーストンは苛烈なクリスタ優生論を唱えており、大々的な魔族狩りを行っている。また、魔族狩りによって私有軍兵士の練度も高く、その兵士達を他の貴族に傭兵として安価に貸し出す事で軍事的な相互コミュニティを形成している。魔族の死骸や各種資源は惜しげもなく領地や協力者に還元している為、それなりに支持者も多い。
帝国の国境付近を守護する辺境伯という立場と領土の性質から、帝国内の半軍事国家と化しつつあるが、それを危惧する勢力も少なからず存在する。
家の成り立ちからアイゼンヴァイツ王国と関係が深く、王国に分家も存在する。その分、エデンシア大公国とは商業・鉱業で関わりがあるものの、社交界での繋がりは薄い。
家紋は漆黒の旗の中央に白十字。その白十字には金色の龍が絡みついている。
・エンハンブレのレーストン邸
貴族街カラフェールに位置するエリクの屋敷。(孫に甘い祖父母におねだりして)母方の実家であるアイレンベルグ伯爵家が所有していた屋敷を譲り受けたもの。
その為屋敷の造りも王国風であり、屋敷の内外はアイゼンヴァイツ産の装飾品で飾り立てられ、重々しい雰囲気を持った屋敷である。
また、所有者のエリクが自身の能力の練習として鎧騎士を多数召喚している為、内部にはやたらと鎧騎士が鎮座している。その為、屋敷の風貌と相まって出入りする商人からは「亡霊騎士の館」と呼ばれているとかいないとか。
レーストン家が所有する屋敷が別にあるのだが、本人が家出同然で飛び出してきた為利用していない。この屋敷も、本人は仮眠や風呂を外で済ませる為、基本的に余り立ち寄らず、執事と数人の使用人が屋敷の手入れをしているくらいである。
―NPC―
・ギュンター・フリードリヒ・マルクグラーフ=フォン・レーストン
レーストン家現当主。カスティリア―ノデオン帝国辺境伯にして、アイゼンヴァイツ王国子爵。
現役の帝国陸軍大将であり、アイゼンヴァイツ王国軍名誉大佐の称号を持つ。38歳。
支配階級であるクリスタの優生論を説き、クリスタによって統治される帝国は神聖不可侵であると論じ、魔族、カリスト、海賊等に反感を抱く貴族や豪商を取り込んでいる。積極的に火砲や軍船の売却や軍事顧問団の派遣を行い、個々の貴族が持つ軍事力を増大させている。
しかし優生論は建前に過ぎず、その目的は過剰な恐怖心によって貴族達の軍事費を高騰させ、その支払を減免する代わりに増大した私有軍を国外へ派兵させ、植民地軍と化した私有軍の総督として国外に追放させる事にある。
自分の影響下にある貴族を国外の総督に任じ、更に帝国本軍の兵力と軍事費を損なう事なく植民地軍を増強する事で帝国の権益を維持しつつ、レーストン家の影響力増大を画策してのこと。一部の財源が逼迫した貴族は、既に僻地の総督として派遣されている。
家庭人としては余り良き父とは言えず、妻との間には現在嫡男であるエリクを儲けたのみ。そのエリクをも8歳でアイゼンヴァイツ王国に送り出し、子煩悩な貴族達からは「冷血漢」と揶揄される。但し、夫婦間の仲は良好であり、結婚記念日には必ず領地の邸宅で過ごしているとのこと。
【黒皮の手帳】
・シャルロッテ・シュベルトラウテ・ブルートクロイツ
若くして爵位を持つブルートクロイツ家当主。貴族としての生き方を色々学ばされた。
軍事だけでなく、彼女の様に人民の事も考えられる指導者とならねばなるまい。
・ルートヴィヒ・エーベルハルト=フォン・ヴィッテルスバッハ
同じ帝国の貴族として是非良い関係を築いていきたい。
領地経営や民衆、宮中からの評価も良く、兄の様に慕う自分を受け入れてくれている。
貴族として、より交流を深めたいと思う。
・シーリア・ベノムケテル
かの有名な「ドラッグネスト」の店主。初対面は兎も角、話してみれば思ったより良い奴だ。
徹夜に備えて栄養剤でも買いに行こうか。
・シモン・アラハバク
国境調査師団の少尉。彼との交流で良い情報を得ることが出来た。副官は中々美人さんだ。羨ましい。
・アストライア・アケーリア・フォン=ヘルツェンバイン
同郷の大貴族。軍の階級も海軍中将と遥か上の存在。
しかし、自分の様な若輩者にも寛容に接してくれた。
新戦術や兵器開発についてやり取りをしてみたい。
・アルディート・エーデルシュタイン
牡鹿の角亭で出会った学院の医学生。礼儀正しく、歓楽街で発生した事件についても色々と話をしてくれた。将来的には軍に来てもらえれば嬉しいと思う。
次は是非、学院で他の生徒を交えて話をしてみたいものだ。
・エルゼ
仮面舞踏会で歌姫をしていた歌姫。忌々しい事だが、どうにも手玉に取られてしまった様な気がする。歌は聞き惚れる程なのだが。散々引っ張り回されたが、悪いやつではないのかもしれない。また是非歌を聞きたいものだ。
・スワード
歓楽街の警邏をしていた兵士。見ていて面白いが彼女の上司はさぞ大変な思いをしているだろう。話してみればそれなりに軍に対する知識もあるようだし、何だかんだ仕事はこなす奴だ。
サボり癖があるのが玉に瑕だが…。
・ウルフ
気の弱そうなハーフガーディスの新兵。訓練が嫌だと言っていたが、反骨心はあるようだ。
敏捷性もあるし、立派な兵士になってほしいものだが…。
・ルドミラ・シュトルヒ
狩人兼銃技師。都合が合えば自分の銃を改造してくれるとのこと。
紆余曲折あって傭兵団に勧誘。腕は確かなので兵士達にも良い刺激になるだろう。
・ウィル
首都で出会った憲兵隊の兵長。気さくで話しやすい相手だった。
次は酒でも飲みながら語らいたいものだ。
・オリヴィエ
名も知らぬ魔族。豪商や貴族相手に商売をしているらしい。
背後関係を洗い出したいところだが…。
・シズク
ミダスの館で出会った奴隷。料理の才能と符という異能を持っているとのこと。
その後正式に購入。仕事ぶりに期待したい。
・ティア
ミダスの館で出会った奴隷。元反政府組織に所属していた獣人だとか。
家事も出来るとの事だし、さぞ高値で売れるだろう。
・ミシェル・ソミュア
かの有名なソミュア連隊の司令官。中々興味深い考えの持ち主。
連隊司令官同士、仲良くしていきたいものだ。
・エセルウィン・オフラハティ
貴族達の間で有名な腕の良い庭師。
屋敷の庭園を実に見事な腕で手入れしてくれた。また会える日が楽しみだ。
・クレハ
カタナという武器を用いる東洋のモノノフ。
傭兵団に見学に来た時には美味しい茶菓子を振る舞ってやろう。
・アルマ・ゼイラム
時計塔で出会った魔族。自分を人間だという面白い男。
近接戦闘の実力は十分。傭兵団に勧誘したいものだ。
・セレスト・トレス・レスト
異国の学者。機知に富んだ話を聞くことが出来た。
また彼とは語らいたいものだ。
・ポップ
摘み食いしていたところを捕まえたハーフガーディス。
子犬の様にころころと喜怒哀楽を示す様は見ていて飽きない。
・レイニー・ハルトマン
移民街で戦った『聖騎士狩り』の女。あの様に滾る戦いは久し振りだった。
しかし、見逃されたと言っても良い結果であることが口惜しい。
・ジョーカー
歓楽街で言葉を交わした男。
そう言えば名を聞きそびれた。身のこなしは鮮やかだったが、情欲に素直な奴だと思う。
- 新私書箱開設済み/NLBL可/大体21~22時以降出没/本日のリミット:0時~1時頃まで/連隊所属員募集中/PL打ち合わせ・私書箱歓迎
- erik001
マスケット傭兵団レーストン旅団司令、エリク・レーストン少将です。気軽にエリク、と名前を呼んで頂ければ幸いです。