容姿/服装 容姿/ ウェーブのかかった腰までのセピアブラウンの髪をゆるい編みこみにしてサイドに結っている。結い目に夜光貝の櫛。花の形の白蝶貝の耳飾り。 やや尖り耳。 眼は鮮やかなグリーン。アウトラインのくっきりしたきつい目。ただしいつも微笑んでいるか、眩しいものを見るときのように細めている。 プライドの高そうな小ぶりで高い鼻と、笑みの形が基本形の小ぶりの唇、白い肌。 後頭部から後頸部にかけて骨が隆起したような白い棘突起が並ぶ。 小さなヴェールの付いた黒のハット型ヘッドピース、ボウタイ付き白ブラウス、襟高の黒ジャケットとロングスカート、黒レースのストール 体つきは華奢、胸や腰などの女性的な特徴は、何となくドレスを着せる用に石膏で作ったような印象とサイズ。 いつも甘ったるい月下美人の香りの香水をつけている。 肌は無機質に乾いていてひんやりとしている。 能力/ ●The Hermit's advocate 周囲に存在する生物に己の血を振り掛けることで即席の下僕として使役する。 動植物系や昆虫類、己の意思を持たないような下級魔族に対して有効。 複雑な知能を持つ者になるほど成功率が下がり、通常のヒトのような相手にはほぼ効き目がない。 ●The second Basilica 幻覚を発生させる結界を作り出す。隠れ里のある「迷いの森」もこれで森を覆う事で作ったものだが、アトゥール神の力の強いエンハンブレでは効果範囲が大幅に縮小され、概ね半径10m程度が限界。範囲が広がるほど発動に時間がかかる。また、相手との相性によっては効果がない事も。 音の聞こえる方向が逆になったり、術者の姿が懐かしい故人に見えたり、周囲が違う場所に見えたり等、そのときにより様々な効果で相手の感覚を惑わせる。 光属性、聖属性に対し耐性が低く、これによるダメージは回復までに通常の2倍ほど時間がかかる。 室内であれば昼間も一応活動可能。(昼間は大抵寝ている) フラッシュのような瞬間的な強い光はショックで数秒間硬直する。太陽光は致命傷レベルのダメージを受け、回復力が大幅に低下する。 旧い吸血鬼の特徴を強く踏襲しており、聖水で火傷をし、足首程度の水深でも流れ水を歩いて渡れず、金槌。地面に落ちる影や鏡に映る姿はぼんやりとしか映らない。招かれなければ個人の邸宅・部屋には入れない。 暗視能力、幻惑能力、通常のナイフ傷くらいであれば数分で治癒する回復力がある。切断も頭部以外であれば数時間~1日で回復。 一方体力・腕力の方は弱く、腕相撲をしたらサイファの女にも負けるレベル。動きや足もとろい。 吸血の際、任意で相手の記憶や能力を己の血の中にコピーして書物の形に具現化する能力がある。(設定専用。対PCには使用せず) これを保管し、相続人に継承させる事ができる。 「読む」ことは誰にでもできるが、記憶や能力を相続人に植え付ける場合は、己の血として与えなければならない。 血液以外の味覚はだいたい退化している。飲み物を摂る事はできるが、基本的には香りを楽しむ程度。 血は種族の好き嫌いなし。シエルだけは人工物なので生命維持のためのエネルギーは摂れず、単におやつ程度に快楽を楽しむ。