名簿 > エセル
  • エセル(えせる)
  • 11/20
  • 25
  • 172 / 62
  • 庭師
  • 幻獣(アザービースト)
  • 職人ギルド
  • 男
  • 容姿:
    緩く波打った茶色い頭髪。
    結んでちょろっと尻尾が出来る程度の長さ。
    作業時のみ結び、普段は放りっぱなし。
    新緑色の虹彩。

    鼻筋の通った卵型の輪郭。
    通常時から笑んでいる様な形の目は、見開けば巴旦杏型。
    口角も常日頃から笑っている様に両端が上がっている。

    力仕事に慣れた、手足の長いしなやかな体躯。
    但し、格闘動作とは無縁の体捌き。
    戦闘能力は飽くまで一般人並み。

    服の下では、体に緑色の蔓が巻き付いている。
    時折、本人の意思に反して葉が茂ったり花が咲いたりする。
    動物系の体臭は皆無。

    膂力に優れるが、素早く動くのは不得手。
    どちらかと言えば鈍臭い。

    外見の成長は、20代前半で止まっている。


    服装:
    生成りのシャツに緑のベスト
    グレーの木綿のボトムと、革製のブーツ
    腰のポーチに現金を始めとした小物類

    仕事の時は、仕事道具一揃いの入った籐の籠を背負っている。


    能力:
    『緑の指』
    対話をして植物の能力を引き出す事が出来る。
    花付きを良くしたり、果実を甘くしたりするのに使っている。
    頑張れば、自然法則を無視した速度で成長させられるが、枯れるのも速い。
    無理をした植物が枯れる様は大変心が痛むので、そういった用途では積極的には用いない。
    但し、気分が高揚したりすると周囲で勝手に草花がニョキニョキする事はある。
    (植物対話による情報取得は、NPCに対してロールのネタ作り目的で時折使用。登録PCに対しては許可が無い限り不使用。公式に対しては不使用。)

    『緑の腕』
    抱擁した相手に眠気を齎し、眠らせた相手が見ている夢を栄養素として摂取出来る。
    野生種であれば、与える眠気も強力で、其の儘死ぬまで眠らせる事も多々。
    しかし、街育ちである為能力は弱まっており、相手は自然に目が覚める。
    夢を摂取する際、相手の見ている夢が見える事もある。
  • 本名:エセルウィン・オフラハティ

    性格:
    極々普通の小市民。
    アトリエの運営に職人見習いの若者や、ガーディスの奴隷を使用している為、其の分の食い扶持を稼ぐのに日々必死。
    道徳的に余り感心出来ない草花の育成委託は気が引けるが、背に腹は代えられないので目を瞑って引き受けている。長い物には巻かれる方。
    他者と争う事には消極的な為人だが、職人としての矜持だけは強固に高い。
    アトリエの存続に、強く執着している。
    奴隷階級者の事は一般的な認識として道具だと考えているが、実際に交流を持てば情が湧く上に、自らも本来であれば市民階級ではない事を自覚している為、割り切れているとは言い難い。
    生きている存在を尊ぶ一方で、死んでしまえば、動物・植物・知的生命体問わず、他の生命の為の糧として見做す。平たく言うと、死んだ途端に肥料扱い。
    自分でも、植物視点なのか、動物視点なのか時折混乱するが、素がトロ臭いため余り深刻にはならない。


    経歴:
    街外れにアトリエを構えている庭師。
    先代の病死により、聖歴1402年(RT2014)に跡を継いだばかり。
    先代の頃は本国と大公国の両方に顧客を抱えていたが、エセルの代になってからは、大公国での顧客をメインにしている。
    サイファの兄と姉が居るが、兄は冒険者を希望し独立し、姉はファンベルダの港街へと嫁いでいる。

    職人のギルドに所属し、ある程度以上の規模の庭がある邸宅に職人集団の一人として出入りする。
    正体の秘匿や職人としての若さもあって、邸宅の家人と直接やり取りするのは、自分よりも職人歴の長いベテランの親方に任せている。
    そのせいもあって、単体で直接請け負っている貴族の家はほぼ皆無。
    先代から付き合いのあった貴族の家との仕事も、上記の理由で殆ど失って仕舞っているのが現状。
    また、先代の頃には幾人か居た職人も、給金やエセルの若さ、独立希望等から現在は一人も残っておらず、見習いとガーディスの奴隷によってどうにか運営されている。
    挽回に向けて、色々奔走中。
    一般的な庭仕事以外にも、贈答用の花の手配や、弱った株の元気を取り戻させたり、農家からの相談に乗ったり、依頼されて預けられた苗や種を育てる仕事も請けている。
    薬草の調合等は出来ず、種苗の調達も単独では出来ない為基本的には依頼人の持ち込み。

    正体は、深い金緑色の瞳と、葉の繁る緑色の髪に白く冷たい肌を持ち、体躯の各所に蔓や蔦を絡ませ、足元には根を生やした樹精。
    風か人か動物が運んできた種が偶々庭師の庭で芽吹き、捨て子と勘違いしたサイファの庭師夫婦によって育てられた。
    冒険者に同行して種苗採取の旅に出た折に同種と出会い、自らの正体とルーツを知った。
    以降、幻獣である事を秘匿しておっかなびっくり生活を続けている。
    街の結界、本人の年齢の若さ、生育環境等の理由により、野生の樹精に比べると能力には制約が多い。
    下町暮らしであり身近にクリスタが居ない為、クリスタの魔力感知能力を正確に理解していない。
    『バレる可能性がある』程度の認識で、クリスタ相手には腰が引け気味になる。

    温野菜程度ならば食べられるが、生野菜は苦手。
    寧ろ、肉や魚を好むが、過ぎれば体調を崩す。
    一番体に合っているのは、柔らかな土に脚を埋めて水を飲みながら日光を浴びる事。
    行った事の無い土地の土や、美味しい水に興味を示す。



    NPC:
    『ダン・オフラハティ』
    先代の工房主。
    エセルの養父であり、職人としての師。
    寡黙で頑固一徹。仕事に関しては妥協など無く、自分にも弟子にも厳しかった。
    元々は、帝国本国で幾つもの庭を掛け持ちして回る庭師だったが、幼い子供を連れて活動拠点を大公国に移転。
    死病によって体の自由が利かなくなる迄は、本国と公国両方の顧客を切らさぬ腕前の庭師。
    少々出自の特殊な養子の事を、実子と変わらず目を掛けていた。
    養子が人前で肌を晒さない理由を、「酷い傷がある為」と周囲に説明していた。
    死の床で、首を横に振る養子を工房の後継者に指名して死去。
  • リミット3:00/新私書箱作成済/バトル可(一般人並)/既知・ドラマ歓迎/リミット時のレス待ち不要/短時間も歓迎/NGワード「et」
  • ethel

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