名簿 > シーリア・ベノムケテル
  • シーリア・ベノムケテル(しーりあ・べのむけてる)
  • 不明
  • 不明(自称26歳)
  • 152cm / 44kg
  • 薬師兼道具屋
  • 幻獣(アザービースト)
  • なし
  • 女
  • 【容姿】
    童顔にタレ目の気弱そうな顔立ちで、縦長の瞳孔が特徴的な紫色の瞳を持つ。
    黒曜石のような艶のある黒髪を足元まで伸ばしていて、先端は白いリボンでひとまとめにしている。
    色白の肌は柔らかく、小柄ながらも豊かな胸部を持つなど、女性的な肉付き。スリーサイズは87(F)-56-80
    幻獣形態の名残として、頭部には王冠のような紫水晶の角が生えており、手首に灰色の羽毛が生え、足の指先は黒色の鱗に覆われている。
    腹部に封印の魔法陣が刻まれている。

    【服装】
    幾何学模様の描かれた布を目元に弛く巻いて瞳を隠している。ゆったりとした服装を好み、袖口の大きく開いた長袖、丈の長いスカートを着用して、その上から黒い外套を羽織り、フードを目深に被っている。
    外出時はウエストポーチを身に付ける。

    【所持品】
    外出時はウエストポーチに収納されている。
    『金鍼』
    太さ0.2mm、長さ200mmの金製の針。
    先端が丸くなっており、肌に刺しても痛みが殆ど無いため、即席の注射針として使用する。
    殺傷力は皆無。
    非常に高価なため、一本一本大事に使っている。
    全部で20本所持。常に持ち歩く5本以外はアルコールで消毒、保管している。

    『各種薬物』
    丸薬や粉末状の薬を薬包紙に包んだもの。
    鎮痛剤×3回分
    酔い止め薬×2回分

    『水筒』
    300ml入り。清潔な水を入れている。

    【魔法具】
    『封印具シールシール』
    シーリアの力を封印している幾何学模様の描かれた魔法の布。
    シーリア自身の魔力を利用して封印を維持しているため、シーリア自信が望まなければ封印が解けることはなく、本人も封印を解こうとも思っていない。
    瞳を遮ってしまうため、普段は振動、音、熱、魔力などで外界を知覚している。
  • 【性格】
    温厚かつ冷静な性格。
    荒事は苦手だが、自身と周囲の平穏を脅かす存在に対しては容赦がない。
    一度関わりを持った者に対しては非常に情が深く、損得勘定抜きに手を差し伸べようとするが、直接関係のない存在に対してはどこまでも無関心な一面を持つ。
    光り物に目がなく、美しい宝石や装飾品を衝動買いしてしまう悪癖がある。
    そうやって集めた品は自分で身に付けるのではなく、部屋に飾ったり、誰かを着飾らせて、それを眺めることを楽しんでいる。
    異能によってなんでも食べる事ができるが、特に好きな物は甘味と卵と肉類。
    食人に関しては強い罪悪感を持っており、肌を舐めるなどで我慢している(本人曰く味見はセーフ)。
    最近になって苛立ちという感情を自覚し、それを持て余している。
    家事は一通りできるが料理だけは致命的に下手で、善意からくる独特なアレンジを行って味を台無しにしてしまう(見た目は割とまとも)。

    【経歴】
    3年前にエデンシア大公国にやってきて、ピシュターシュ大通りに店を構える。店名は『薬品工房ドラッグネスト』
    高品質な薬物や魔法具を取り扱っている店としてそこそこ名が売れており、貴族から犯罪者まで客層は多岐にわたる。

    【正体】
    かつて『毒沼の王冠(ベノムケテル)』と呼ばれた有角有翼の巨大な毒蛇。
    その身に宿す異能によって領土を広げるかの如く大地を毒沼で汚染し、敵対するものは容赦なく食らってきた。
    食事となったり、毒で死んだ者達から奪った金品は棲家に持ち帰る習性などから、凶悪かつ強欲な存在として討伐対象になっていた。
    討伐に来た騎士団や金品を狙う冒険者達を何十、何百と食らってきたが、とある『英雄』によって討伐された。
    実際は異能を制御できずにいただけで他者を害する意志はなかったが、討伐に来た人間を勢い余って殺してしまったりしていたというのが実情。
    『英雄』は異能を抑える魔法具と人化の術を授けた恩人として感謝している。
    現在はエデンシア大公国で正体を隠して薬師兼道具屋を営んでいる。主な商品は自ら調合した薬物や幻獣時代に集めた魔法具。
    古代の記録や書物に名前が記述されている程度には有名であるため、基本的に『毒沼の王冠(ベノムケテル)』の名は使わない。
    常時、汚泥のように不快な魔力を放出しているため、魔力に敏いものであればある程度正体を察することが出来る。(封印開放時であればなおさら)
    幻獣の中でも特に魔の性質が強い個体であるため、聖属性の存在に触れると強い拒否反応が起こる。

    【身体能力】
    身体能力は一般的なサイファの女性と同等か少し上回る程度。感覚器官が発達しており、熱、音、臭い、魔力などにも敏感。

    【異能】
    『百毒の体液』
    自身の体液に様々な毒性を持たせることが出来る。
    風邪程度の症状を引き起こすものから、即死に至らしめるもの、催淫作用のある媚薬、鎮静作用のある麻薬なども生成できる。
    また、毒性に関しても単なる毒という意味ではなく「あらゆるものに対する害性」という意味合いが強く、酸性、アルカリ性、可燃性、爆発性と言った性質を持たせることが出来る。
    毒の潜伏期間や継続時間も自由に設定でき、揮発性を持たせて空気中に散布できるなど応用力に富み、毒に対して抗体となる毒を生成することによって毒に対する高い耐性を持つ。

    『鏖殺の邪眼』
    「炎は消え、風は凪ぎ、水は枯れ、岩は崩れる。万物一切を死に導く極死の瞳」と恐れられた力だが、封印とエデンシアに満ちる聖なる力により効力が弱まっているため、一瞬睨むだけでは生物を衰弱させたり、攻撃の威力を減衰させる程度しかできない。
    封印具を僅かに緩めることで使えるようになるが、同時に幻獣としての力も開放され身体にも変化が現れる。身体能力、自然治癒力が目に見えて向上するほか、両腕が鋼の羽毛に覆われた翼、下半身が黒い鱗の大蛇のものになるが、腹部の封印によって本来の姿である大蛇になることはできない。

    【戦闘】
    人間形態では異能を使った搦め手、人体の構造を熟知した独自の人体破壊術、数千年に及ぶ戦いの経験値を駆使する接近戦が得意。
    半幻獣形態では開放された邪眼の力や身体能力といった、純粋な力による他者を圧倒する戦い方を好む。

    【関係】
    『ユインリア』
    お得意様候補。貿易商のお嬢様。今後に期待。
    『ウルフ』
    危なっかしい少年。国境調査師団見習い。少し安心。
    『シモン・アラハバク』
    放っておけない友人。国境調査師団。今後を見守る。
    『ノア』
    仲の良い友人。相談に乗ってもらった。今度はお客さんとして。
    『ブラッドシュタイン』
    古よりの友人。可愛らしい。棲家を提供。悪巧み中。
    『グレゴリ』
    不思議な御方。のんびり仲間。美味しい。
    『ウィル』
    親切な御方。マスケット傭兵団。少し不安。
    『ジークハルド』
    良い御方。手助けしたい。御茶会が楽しみ。
    『シィヤア』
    生意気。屈服させたい相手。神獣を捕獲してくる実力は見事。
    『エリク・レーストン』
    可愛らしい軍人。少し迂闊。栄養剤を用意しておく。
    『エドワード・グリーンフィールド』
    子供のような御方。見ていて飽きない。アルバイトとして臨時雇用。
    『スワード』
    怠け者の友人。勘が良すぎて困る。優しいところが好き。
    『ロールシャッハ』
    死霊術士の友人。よくお世話になる。レイラ様とお幸せに。
    『クレハ』
    異国の荒事屋。食べ物に受難有り。いざというとき頼りにさせてもらおう。
    『アルビオン』
    人懐こい後輩。真面目で誠実。成長が楽しみ。
    『グラキエス』
    生真面目な軍人。強さに貪欲。お得意様候補。
    『レイニー・ハルトマン』
    捻くれ者の友人。少し心配。今度料理をご馳走したい。
    『ルドルフ・ストラーフ』
    顔見知りの兵士。真面目で苦労性。店に来たら栄養剤をサービスしよう。
  • NL、GL可/バトル可/エロ可/既知設定可/正体看破可/劇的な環境変化対応/私書箱可/猟奇行為可/不定期/加筆修正有/GNワード『venom』
  • Celia

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