ロールシャッハ(ろーるしゃっは)
- 10月25日
- 19
- 176㎝ / 48kg
- 葬儀屋/死霊術士
- 魔族
- 闇の魔教団カルバ
- 男
『容姿 服装』
死人のように白い肌と、耳元まで伸びた雪のように真っ白な髪。
瞳は鮮血のように紅く、右目の目元には黒子。
どちらかと言えばじ女性に見えるような顔立ちであり、頻繁に女性と間違われることも。
服装は質素な白いシャツに黒いスラックス。仕事の際は黒いコートを羽織る。
『能力』
死霊術
「死体寵愛(ネクロフィリア)」
ルークウッド家が誇る死霊術。
自身の魔力と血液を消費し、ルークウッド家にある遺体安置所から棺桶を直接召喚し、同時に遺体をアンデッド化させ、使役する。
遺体は外見等、生前の特徴を多く引き継いでおり、小柄で俊敏な動きのできる暗殺者もいれば、大柄で盾を持った戦士もいたりと種類は様々である。
術の終了時にはアンデッドを元の遺体に戻して棺桶に収納し、ルークウッド家に再転送する。
欠点としては量よりも質にこだわりすぎており、死霊術本来の物量に任せた戦闘というものができないこと。
また、その場にある遺体に対して自身の血液を摂取させることにより、即席のアンデッドを制作することができ、この場合はアンデッドを元の遺体に戻すことはできない。
これらの即席のアンデッドは術者である彼の体液を定期的に摂取することによってその存在を維持することができるが、摂取せずに数日経過すると同時にその体は塵へと変化する。
彼のアンデッドは赤子から老人までの多くの種類が揃えられており、それらに共通する点が生前となんら変わらない外見をしているということであり、状況に応じて使い分けることが可能。
召喚されるアンデッドは上位と下位に分類され、生前の技術や人と同じく複雑な思考を持つ者は上位、単純な命令のみを理解し行動する者は下位へと分類される。
上位アンデッドは維持にコストが非常に掛かる為、現在動かせる個体は5体。
彼は常に護衛として姉のアンデッドを側に置いており、基本的な戦闘は彼女に全て任せている。
「仮初めの不死者(エルドリッチ)」
生命の摂理そのものを否定したルークウッド家が到達した深みと呼ばれる死霊術。
文字通り生きたままアンデッドとしての特性を自身に付与することのできる魔術。
発動時は服装が黒色のボロ衣で作られたローブに変換され、骨で作られた王冠を付けた状態となる。
主な恩恵としては、精神攻撃や毒への耐性、痛覚の抑制、そして頭部を破壊されない限り活動を続けることのできる不死性である。
また、頭部以外の失った部位や傷は人の生き血を体内に取り込むことにより再生させることが可能。
粘り強い戦闘が可能な反面、聖属性に対しての耐性が低く、通常よりも大きいダメージを受けることとなる。
尚、この術を使用している際はアンデッドを使役できない。
武器
ダガー
『経歴(適時更新)』
代々死霊術の技能を受け継ぐネクロマンサーの家系の出身であり、彼で12代目。
本名はウォルター・ロールシャッハ=ルークウッド。
ロールシャッハの名はルークウッド家の死霊術を会得した者にのみ与えられる名。
双子の弟として生まれ、全てにおいての能力が姉よりも劣っていたため、処分が決定され、一時期は吸血鬼の餌としての教育が施されていた。
そして本来ならば姉であるレイラが家を継ぐはずだったのだが、彼女が事故によって死亡した為、弟である彼が家を継ぐことになった。
死霊術の継承の際に必要な精神力を養う為、躊躇いつつも13歳のときに初めて奴隷を殺す。
以降はその鍛錬も難なくこなし続け、15歳のときには100を超える命を奪っている。
18歳になると同時に死霊術継承の儀式を終え、晴れて12代目ルークウッド家当主となった。
しかし、死霊術継承の儀式の際の事故により、唯一の家族であったレイラを失い、その精神は不安定なものとなっていく。
自身の心の拠り所であったレイラをアンデッドとして復活させてからは、彼女の声が幻聴として聞こえるようになり、それに合わせて会話してる様子が多々見られる。
尚、本来彼はクリスタとして生まれたが、死霊術の継承と同時にクリスタとしての全てが塗り替えられてしまい、魔族と化している。
『ルーウッド家と死霊術(適時更新)』
本来ルークウッド家はクリスタの血族であり、貴族としてそれなりに名はあった。
彼らは死霊術に秀でた家系であり、2代目当主が死霊術のさらなる境地へ辿りつく為に禁忌を犯してしまい、唯一無二の力と引き換えに魔族の家系となってしまう。
しかし彼等はその力のさらに深みに到達しようと、近親婚を繰り返し、その血に刻まれた魔力を深い物へとしていく。
死霊術を行うための遺体を調達する為に、抗争の事後処理等を請け負っている為か、その道の者からは『ゴミ処理係』と呼ばれることが多い。
その為教団や犯罪組織と言った存在とは繋がりがとても強く、お互いに切っても切れない関係だといっても過言ではないだろう。
尚現在ルークウッド邸地下に存在する大倉庫には1000を超える遺体が安置されている。
ルークウッド家は代々血液に術式と魔力を刻み込んでおり、その為死霊術の詠唱をせずに死霊術の使用が可能であり、代を重ねる度に魔力と術式は深いものとなっていく。
その為、彼らの血液は非常に魔力濃度が高く、口にすることによって魔力を回復することも可能である。
反面、死霊術以外の術式を組むことができず、文字通り死霊術に一点特化した能力である。
この死霊術は2代目がもたらした禁術によって生み出された産物であり、継承には自身に血液に刻まれた魔力と術式を自身の全ての生命力を対価とすることで継承が可能であり、無論術者は死に至る。
ルークウッド家に関する資料は2代目の時点で抹消されており、歴史の表舞台からの消失している。
『性格』
一人称は「僕」
どんな立場の人間に対しても対等で、非常に友好的な性格。
ただ、自分の思っていることを素直に言いすぎてしまう面もあるせいか、揉め事になることもしばしば。
死体に対して異常な程の執着を見せ、その死体が自分の好みの者であればアンデッドとして生き返らせてでも自分の側に置いておくという趣味を持つ。
姉の死体から制作したアンデッドに絶対の信頼と自身を持っており、常に側近として側に置いているそれを侮辱するような発言をする輩には容赦がない。
死霊術の会得の際に死という概念を知りすぎた為か、精神は基本的に不安定な状態。
その不安定な精神を姉のアンデッドの一方的な会話によって繋ぎ止めているため、最大の武器である姉が最大の弱点となっている。。
裕福な家系ではあるのだが、彼自身あまり裕福な生活には興味が無いらしく、毎日質素な食事をしている。
尚、姉に対して尽くすような態度をとっているが、決してそこには愛など無く、あるのは自己保身の感情のみである。
戦闘面では膨大な魔力を秘めてはいるが、彼自身の戦闘能力はその不死性以外は非常に低く、死霊術以外の魔法の使用ができない。
その為、戦闘時は基本的に側近であるアンデッドに全て任せている。
【使役アンデッド(適時更新)】
レイラ=ルークウッド
享年18歳、生きているのであれば19歳。
弟である彼に良く似ており、真っ白な長い髪と紅い瞳、死人のような白い肌が特徴。
生前は錬金術師として将来を期待されていたが、ある事故により死亡。
術者である彼の実の姉であり、彼の身を守る為の盾であり、剣であり、同時に術者である彼の弱点である。
彼が所有する数あるアンデッドの中で最も多くの魔力と血液を使用して作られたアンデッドであり、並大抵の攻撃では無力化することはできない。
装備は特に持ち合わせておらず、体術のみの戦いとなるが、アンデッド特有の力の強さは脅威となる。
彼女も本来はクリスタであったが、アンデッドとして蘇らせると同時に魔族化、今の容姿となっている。
針葉樹の森のボルド
全身に鎧を着こんだ3メートル程の大きさの巨人の戦士。
体格に見合った大きさの盾と鉈を装備し、攻守共に高い水準でまとまっている。
その体から繰り出される一撃は見た目通りであり、非常に強力である。
しかし彼一人で数体分のアンデッドを使役する魔力を使用する為、彼を使役している際に動かせるアンデッドは彼を含めて最大2体が限度。
聖騎士レオナール
エリク・レーストンとの戦闘により消滅
『交友関係』
【シーリア・ベノムケテル】
初めて自分のことを友人と呼んでくれた。彼女とのつながりは大事にしたい。
【(シャルロッテ)】
不法移民街で出会ったお嬢さん。思い通りに事が進めばいいのだが。
【イヴ・シュマルツァー】
吸血鬼は恐ろしいものではなかった。話せば分かりあえるかもしれない。
【(ルートヴィヒ)】
自身と敵対する司祭様。君にとっての常識は僕にとっては非常識なんだよ。
【シモン・アラハバク】
シモン君。可笑しな子、まぁ危害を加えないのなら今は放っておいてもいいかもしれないね。
【(エリク・レーストン)】
レオナールを破壊した強敵。彼が生きていることは今後の障害になるだろうね。殺すしかない。
- 属性 特に指定なし/参加時間 不定期/リミット 28時/PL会話可/バトル可/既知可/因縁可/NGワードdone
- roru
僕は姉さんの言う通りに全てこなしてみせるよ。
それでいいんだよね、姉さん。