名簿 > アルマ・ゼイラム
  • アルマ・ゼイラム(あるま・ぜいらむ)
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  • 168 / 60
  • 冒険者
  • 魔族
  • 男
  • ◆容姿
    寝起きのように常にぼさぼさになってるダークブラウンの短髪。
    提灯アンコウの如く常に跳ねているアホ毛がトレードマーク。
    右頬骨当たりに深い刃物傷あり。

    健康的な肌色におっとりとした印象を与える麦藁色の垂目。
    体格は若干肉がついてきたが一般的な男性よりも細身。


    怒りによって感情が高まると鋭い蛇目のような瞳になり、全身に赤い幾何学模様が浮かび上がる。

    ◆服装
    白シャツ
    藍のスラックス
    穴が開くほどみずぼらしいレザーブーツ

    ・オレンジ色の蒼い刺繍入りのマント
    一見すればただの薄汚れたアイヌ民族のような奇妙な刺繍の入ったマント。
    これには聖魔法によるダメージを軽減させる力がある。
    ダメージを抑えるとは言っても所詮直撃よりはまし程度ではあるのだが体勢のない彼にとっては大きな恩恵のあるものである。
    かつての育ての親が彼のために残した数少ない形見

    ◆能力
    『電撃』
    自分自身を通して電気を発生、または感電させることができる。
    形状や大きさはある程度任意に決めることができ、玉状にしたり直角に折れ曲がった電撃を飛ばしたりなど。
    触れてさえいれば武器や道具に電流を流し込み、武装強化とすることもできる。

    威力は静電気や、落雷まで様々。
    静電気程度であればさほど問題はないが、落雷で半日ほど能力使用にクールタイムがかかる。

    また、威力が上がるごとに消費する体力も大きいのか火力の高い電流を発する毎に強い疲労に襲われる。
    無理に連続使用しようとすると極度な衰弱状態に陥ることも。


    『プレッシャー』
    感情が高ぶった時限定で、叫び声を聞いた者を金縛りのような状態にさせる。
    魔族体勢の低い者ほど効果的で、聖職者には薄い。同属にはほぼ効果がない。


    ◆戦術
    基本的その場にある物(石、物干し竿等)と体術。
    その時の状況に合わせて奇抜な発想で相手を翻弄させる。
    人間相手の時には直接触れて電流を流し込み、ギョっとしたところに一発お見舞いする。
    異型や格上の相手には遠慮せず高電圧の電撃や雷の武器を作り出して応戦。
    格闘戦はできる方だがまだまだ能力頼りの一面が濃い未熟者。

    感情が高ぶると魔族の血が濃くなるのか、魔力と増加と身体能力が向上する(人間の範囲を少しはみ出る程度)火事場の馬鹿力タイプ。
    にじみ出る魔人特有の魔力は見るものに魔族の印象を色濃く残す。
  • ◆性格
    素朴でおっとりとした性格。
    世間から離れていたせいもあってか純粋な反面世間知らず、青臭いと評される。
    友情に厚いが女性に関しては時折ムッツリだったり奥手な一面も。

    また食欲が非常に旺盛で、一日三食以上は当たり前。
    食べられるなら賞味期限切れだろうがなんだろうが胃の中に入ってく。

    争いごとは基本的に避けたがりで何事もヘコヘコ謝ったり愛想笑いで誤魔化したがる。
    が、時としてやむを得ない場合は殺傷することも躊躇しないシビアな面も。

    育ての親が熱心な宗教家であったことから自身も創造神アトゥールを崇めたたえている。
    それが自身が魔族であると知っていても、尚。


    ◆経歴
    正式名称「アルマ・クザン・ゼイラーム」
    魔物によって連れ去られ、孕まされた村娘との間にできた子。
    魔物は冒険者によって討伐されたが忌み子として誰からも必要とされなかった。
    不憫に思った冒険者によって連れ出され、彼が育ての親となる。
    戦に巻き込まれたことによって生き別れるまで、彼自身は人間であると信じていたが
    冒険者が息絶える間際に真実を聞かされることとなる。
    しかし、これまで冒険者のかけた愛情のおかげか、彼は今日までひねくれることなく生きてきた。

    普段は魔族であることを隠しながら生活しているが、一部の関わった人間の中には勘付いてる人もいる。
    彼の姿を見て人は彼のことを『親愛なる悪魔』と呼ぶ。


    ◆NPC
    ・父親 件 師匠「カルジマフ・クザン・ゼイラーム」
    無名の冒険者にして無類の遊び人。
    知る人間からは「縁の下の力持ち」「世紀の遊び人」「放浪する善意」「殺しても死んでくれない男」など安定しない評価で分かれているが、不思議と彼を嫌う者はいなかった。
    酒と女とギャンブルを愛し、お金にはかなりのケチ。世界を旅するのは一箇所にとどまるのが嫌だとも友から借りたの借金から逃げるためだとも言われている。

    気ままな冒険をしていた彼はある日一つの村での騒動から殺されかけた子供を引き取ることになる。
    その時の流れで拾ってしまった子供を「弟子として」育てるハメになったが、彼との冒険を繰り広げているうちに、次第に本当に父親のような感情を抱く。
    拾った子供は当初から「弟子」と言われれば「父さん」と返すほどにはなついていた。
    魔族としての片鱗を時折見せる彼を危惧してか、彼はありったけの神への願いを込めて対聖属性のマントを作り上げる。
    元より神を信じてなかったが、毎日自身のために祈りを捧げる姿を見た子供は彼のことを熱心な宗教家だと勘違いした。
    「殺しても死んでくれない男」の最後はとある街で繰り広げられていた宗教紛争である。一人であればさっさと回避して逃げられたものを、連れの子供を庇って撃たれてしまった。

    自身の怪我を見て激昂する子供に彼は語った
    『いいか、アルマ。女は大事にしろ―――金はできるだけ借りるな―――友達とはたまに喧嘩しろ―――ギャンブルは上手く誤魔化せ―――人は弱くて、魔族は狡猾な奴が多い。だがその分人は逞しく、魔族は気高い奴もいる。だから人を嫌うな、魔族であることを否定するな・・・自由に生きろ、俺の息子』

    冒険者カルジマフ・ゼイラムは息子に見送られ、ひっそりとこの世を去っていった。
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  • alma

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