◆容姿
寝起きのように常にぼさぼさになってるダークブラウンの短髪。
提灯アンコウの如く常に跳ねているアホ毛がトレードマーク。
右頬骨当たりに深い刃物傷あり。
健康的な肌色におっとりとした印象を与える麦藁色の垂目。
体格は若干肉がついてきたが一般的な男性よりも細身。
怒りによって感情が高まると鋭い蛇目のような瞳になり、全身に赤い幾何学模様が浮かび上がる。
◆服装
白シャツ
藍のスラックス
穴が開くほどみずぼらしいレザーブーツ
・オレンジ色の蒼い刺繍入りのマント
一見すればただの薄汚れたアイヌ民族のような奇妙な刺繍の入ったマント。
これには聖魔法によるダメージを軽減させる力がある。
ダメージを抑えるとは言っても所詮直撃よりはまし程度ではあるのだが体勢のない彼にとっては大きな恩恵のあるものである。
かつての育ての親が彼のために残した数少ない形見
◆能力
『電撃』
自分自身を通して電気を発生、または感電させることができる。
形状や大きさはある程度任意に決めることができ、玉状にしたり直角に折れ曲がった電撃を飛ばしたりなど。
触れてさえいれば武器や道具に電流を流し込み、武装強化とすることもできる。
威力は静電気や、落雷まで様々。
静電気程度であればさほど問題はないが、落雷で半日ほど能力使用にクールタイムがかかる。
また、威力が上がるごとに消費する体力も大きいのか火力の高い電流を発する毎に強い疲労に襲われる。
無理に連続使用しようとすると極度な衰弱状態に陥ることも。
『プレッシャー』
感情が高ぶった時限定で、叫び声を聞いた者を金縛りのような状態にさせる。
魔族体勢の低い者ほど効果的で、聖職者には薄い。同属にはほぼ効果がない。
◆戦術
基本的その場にある物(石、物干し竿等)と体術。
その時の状況に合わせて奇抜な発想で相手を翻弄させる。
人間相手の時には直接触れて電流を流し込み、ギョっとしたところに一発お見舞いする。
異型や格上の相手には遠慮せず高電圧の電撃や雷の武器を作り出して応戦。
格闘戦はできる方だがまだまだ能力頼りの一面が濃い未熟者。
感情が高ぶると魔族の血が濃くなるのか、魔力と増加と身体能力が向上する(人間の範囲を少しはみ出る程度)火事場の馬鹿力タイプ。
にじみ出る魔人特有の魔力は見るものに魔族の印象を色濃く残す。