名簿 > アルビオン
  • アルビオン(あるびおん)
  • 4/28
  • 外見18歳前後
  • 177 / 77
  • 学生(薬学科1年生)
  • 幻獣(アザービースト)
  • アストゥリオス学院
  • 男
  • ☆人として☆
    軽く癖のある、銀に近い薄い金のショートヘア。背後のみやや長い部分を緩く紐で縛り、一本の三つ編みに。
    ほんの少し垂れ気味の目じり、蒼い瞳。全体的にまだわずかに幼さが残る風貌。
    線が細そうに見えるも、実際は野の獣のように鍛えられている。着やせするタイプ。
    額には石のように見える程度に小さな突起状の、真珠色の角が一本。

    普段は学院の学生服。
    私服は白いシャツに細身のスラックス、上には革のジャケット。
    外出の時は必要に応じて布のフード付きマント。腰のポーチには薬草だの何だのいろいろ。
    どちらも共通で額の角は護符を縫い込んだバンダナで隠されている。
    普段はこの姿でサイファとして生活。

    身体能力は並より少し上、ある程度鍛えた人間程度。
    暗視能力、鋭い嗅覚と聴覚など、獣に由来する鋭敏な感覚を持つが獣本来の時よりは格段に劣る。

    ☆幻獣として☆
    全身を白銀の毛皮に覆われた、狐とも狼ともとれる獣の姿。違いは額からまっすぐに伸びた角。
    体高180cm体重400kgほど。サイズ的には大きめの馬くらい。


    異能1:
    幻術。その場に無いものを在る様に見せ、またその逆も可能。月の光の力を借りて行う精霊魔法。
    他者の感覚にではなく、その場に影響する。言うならばとても高品質な立体映像の作成。
    術者が見た事の有る物はほぼ作成可能。
    ある程度の効果音(ドアがきしむ音、獣の唸り声など)も同時に作成でき、視覚と聴覚から判断する事は難しい。
    ただし匂いは無く嗅覚(と味覚)で、触る事は不可能なため触覚でまやかしと判別する事は容易。
    精密な画像を作れるのはほぼ人間サイズまで。それ以上大きい幻はどこかにアラができる。

    戦闘での奥の手として非常にリアリティのある炎の幻を作り出し、相手に実際の炎に触れたように思い込ませる事が可能。
    通常の視覚・聴覚に加えて、これに限り嗅覚・触覚も騙す高位幻術。
    騙されている間は実際の火と同じく熱を感じ、肌が焼け爛れる感覚や肉の灼ける匂いすら覚えるが、幻と自覚された瞬間に全ての影響が消える。

    異能2:
    動植物との共感能力。周囲の物言わぬ動物や植物と意識を通わせ、簡単な会話・交流が可能。
    意思を通じさせるだけであり、別に命令を聞かせられるというわけではない。
    また植物は動物と様々な感覚が違うため、情報収集に使う場合も有意義な情報が得られるかどうかはかなり不安定。
    能力を使う際はある程度意識を集中させる必要がある
    …が、単に原っぱの中で日向ぼっこしてたり、獣に向かって語り掛けているアレなヒトに見られる可能性も。
    個人的に主な使用方法は世間話。
  • 名前:アルビオン・フォスフォレイス

    人当たりのいい、穏やかで人懐っこい気性。仲間や家族といったものをとても大切にする。
    常識人のつもりだが、好奇心旺盛でそっちの方が無意識に優先されていたり。
    若干優柔不断な面もあるが、一応言いたいことは言えるタイプ。

    元々持っていた動植物の知識を更に深めるため、また人の在り方を知るために学院の薬学部に入学。
    学院での生活は新鮮であり、学業は大変ながらも楽しく過ごしている様子。

    施設の子供に対しては教師のような役割を務め、簡単な計算や読み書き程度を休日に教えている。
    子供たちの兄のような立ち位置。

    身元引受人は一線を退いた司教であり、孤児院の院長を務めるクリスタのフォス司教とその奥方。
    老齢であり既に権威は無いが、現役時代は難民や移民に対し生活改善の政策を進め、ある程度知られた存在。
    世間からの評価としては一般的にはおおむね変わり者といったところ。
    施政者側からすると耳に煩いため、あまり出世はできなかった。
    一方で難民や移民からは相応に感謝されている。
    夫妻ともどもすでに120歳を越えるものの、未だ健勝。そろって200まで生きるというのが口癖。
    当人にとって仮の主であり正式な契約ではないものの、この地での両親代わりとして慕っている。

    フォス孤児院は身寄りのない子供十数人ほどを引き取り、教育を施して再び世間へ送り出す施設。
    アトゥール信仰の修道院の生活をベースにしながらもアットホームな雰囲気。
    休日には難民区で炊き出しを行ったり清掃をしたりという奉仕活動も活発に行っている。
    地道な活動や院長夫妻の功績もあり、
    難民区近くにあるにも拘らず孤児院周辺や関係者への荒事はご法度という暗黙の了解があったり。

    卒院者がその後に所属した表の軍隊、あるいは裏の組織などにもちょっとしたコネがある。
    また表向き預かるのはサイファの子が主だが、実際は魔族やハーフガーディス、幻獣などの子も数名存在する。



    ☆幻獣として☆
    異国の神獣。この地の定義では当てはまらず(翼が無く、聖なる力も極めて薄い)幻獣の扱いになる。
    遥か北方の出身。一種一匹かも他にも同種が居るかも知れない、マイナーな種。

    かつてはとある土地を守護する土地神だったが、その土地は異国から流れてきた侵略者により略奪の憂き目にあう。
    豊かな緑は灰となり、住民も殺害、あるいは奴隷として売られ…
    自らも対抗するも力及ばず、侵略者の暴虐により土地から放逐される事に。
    それ以来、土地神としての力はほぼ失い、辛うじて僅かに力を宿す程度に弱体化。
    放浪を続け、この地に流れ着いたのは数十年前の事。
    ――土地は守護する者の力を失い、水も緑も枯れ果てた揚げ句に疫病が蔓延。侵略者はその地で悉く息絶えたらしいとは風の噂。

    フォス司教と奥方は当人が守護していた地の住人の血を引いており、彼らと彼らの住む土地であるこの場所に在る事で少しずつ力を取り戻せるようになった。
    一時は人という存在そのものを憎んでもいたが、司教や孤児院の子供たちとの生活で心を癒され、次第に人への好奇心に転化。
    孤児院とその住人を守護の対象とし、穏やかな生活を過ごしている。

    2016/5/14登録
    加筆・修正有
  • ノーマル/深夜/PL会話可/バトル可/エロ可/NGワード「White」
  • Albion

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