名簿 > メイ
  • メイ(めい)
  • 6月30日
  • 外見20代半ば~後半
  • 185cm / やや痩せ
  • 画家
  • 魔族
  • カルバ系ヴァンパイア地下組織
  • 男
  • 【容姿本日】
    黒のフード付きローブコート、ダークブルーのストール、黒の編み上げブーツ

    【容姿】
    色の抜けかかった緩い巻毛金髪、伸びた襟足を括っている。碧眼。肌はヴァンパイアらしく不健康に白い。物憂い感じに整った顔立ち。
    服装は見た目より着心地重視で、経年劣化していても気にせず着てたりする。色味はモノトーン系の地味な物が多い。
    アクセサリー類は普段は服の中にペンダントひとつ(白金のリングと、元はピアスパーツと思しき白金の百合の紋章のモチーフが付いたもの)。所属組織関連の場に出席するときは右手中指に組織証である金の指輪(コンパスローズを象った紋章が刻印されたメダルリング)をはめている。



    【種族的習性など】
    明るい光に弱く太陽光は灰になる。室内でも正午前後の数時間と夏至の日は完全に活動が止まる。ロウソクなどの室内光でも時折眼に反射して動物のように光る事がある。
    聖属性の強い場所は本来避けるべきなのだが、美しい宗教建築・宗教芸術は好きで仕方ないので火傷覚悟でも触りたい。
    ヴァンパイアとしての身体能力は中の下、視覚、聴覚は上の部類、暗視可能。
    吸血行動は当人は愛情表現の一つと考えているようで、通り魔的な狩りや、相手を死に至らしめるまで血を吸うことはめったにない。
    犬歯は普段は笑うと見える程度。感情が高ぶると鋭く長くなる。
    血や唾液に麻酔薬的な成分が含まれるため、吸血の際吸われる側に痛みは殆どないものの、体質によっては依存性が出ることがある。
    「血の交換」を行い対象を吸血鬼化する方法でしか仲間を増やせない。
    (血の交換:対象の血を致死量レベルまで吸い、飲んだ量の3分の1以上の己の血を与える。相性や血の強さにより成功率等が上下する。)
    固形の食べ物は食べられない。飲み物はほぼ全般的に可。酒・煙草好き。 
    聖具などは帯びた聖属性の度合いによりダメージを負うことも。
    純銀製の品、祝別された聖印は長時間触れていると低温火傷のようになる。
    聖堂などの施設内は、空気が薄くなったような息苦しさを感じる他、高山病的に時間を経るごとに動きが鈍くなる・頭痛や目眩などをもたらす。
    怪我や体調不良の急速回復は血を消費。活動限界量以下になると昏倒。
    血液が不足するに従い体温低下、容姿の変化等が現れる。肌色や爪が死人のように真っ白になる、瞳孔の縁が赤くなる、血管が透けて見える、など。

    【武器/異能】
    ●血による能力
    己の血を使ったインクで物を象る事で対象を封じたりその場に具現する能力があり、通常は護身用の武器の携行に使用。生身の生き物を封じたり召喚することは不可。
    予め武器を描いた羊皮紙に自分の血を吸わせる事で起動、具現。
    術者にとっては紙の重さしか持たないが、相手が本物だと思い込んでいる限り威力は本物と同じ威力を持つ。一回の戦闘で1回のみ召喚可。
    構造や効果が複雑な物ほど起動に必要な血が増える。銃器系や魔法具はコストが高すぎて実質使用不可。血が減るリスクを避けるため、戦闘はなるべく事前回避型。

    「Espectro」:大型鎌。丈2.0m、刃渡り1.2mほど。見るからにアレな武器なのはハッタリによる威力増加を期待するため。基本物理的破壊力のみ。相手の身体へ刃により「流血」を与えた時、一定確率でエナジードレイン自動発動(対PC戦では2D6で9以上成功)。


    ●影による能力
    旅先で飲んだ歳を経た魔族の血より発現したもの。

    「Familia」:壁や地面に映る黒い影のような見た目の鴉の群れ。5羽1セット。動きは早いが攻撃力は小型ナイフ程度(つつくだけ)。体力は普通の鴉程度で、攻撃を受けて消滅した場合、術者にもダメージが一部跳ね返ってくる。一度消滅した鴉の再召喚には12時間のクールタイムが必要。一度に5羽まで召喚可。相手の影に同化する他、術者・無生物を影に同化させる。素手、魔以外の属性魔法、聖水・銀などの聖アイテム、太陽でダメージを受ける。無属性の通常武器は同化吸収してしまうため無効。
    同化させられる物のサイズは概ねベッドぐらいのサイズまで。戦闘中は盾代わりに使う他、己の姿を隠すときや、四次元ポケット的に利用。血を使って封じるのと違い、同化した物の重さの影響を受ける。(速度が落ちる)
    普段は術者の影の中に同化している。また、空中など影を映す対象物が無い場所では使用不可。
    自宅フラット地下に侵入物対策で2羽置いているが、こちらはコントロール範囲の関係で固定のまま。

    【所持品】
    ・様々な形・色の美しい貝殻(某南の島みやげ)
    ・深まる夏の夜を思わせるような紺色の生地に、薄青と灰色の麻の葉文様が躍る生地の浴衣、同色の鼻緒の桐下駄、薄灰色の縦縞と花文様をあしらった白の帯。(倭国街にて購入)
    ・アンティークの銀の聖印(祝別済みのため寄木細工の小箱に入れて保管or皮袋に入れて持ち歩く。頂き物)
    ・繊細な水彩画の挿絵の入った書籍(頂き物)
    ・ガーベラを模した淡い紫色の和布で造られた剣つまみ細工のストール止め。中心に濃い青のスワロフスキーをあしらったもの(ストール使用時常用。頂き物)
    ・揚羽蝶の透かし彫り細工で作られた白金の栞(手帳に挟む。頂き物)

    【幽霊船イベント獲得品(未使用品のみ)】
    ・クラッカーボール(叩きつけると音と光を発して破裂する)3個
    ・髑髏の紋章の入ったカットラス
    ・髑髏の紋章の入った指輪
  • ,【性格】
    美しいものと自由である事を愛し、組織への帰属意識や忠誠心は薄く自分に忠実でありたい。
    絵や芸術への偏執的な執着とは裏腹に普段の性格は雑で怠惰。アトリエは本をはじめ画材や標本、ガラクタにしか見えない美術品で溢れている。
    おだてに乗りやすく、へこみやすい。興味のあるものに対しては勉強好き、研究好き。
    普段は不自然ながらサイファの振りをし、魔族、とりわけヴァンパイアだという事は慎重に隠している。伝統的なクリステア教徒の環境で育ったため、現在はカルバ系組織に属しつつも基本的な物の考え方はクリステア教の教義や習慣に沿ったものがベースにある。
    基本的に他者への対応において種族的な先入観は少なく、単純に相手に好感を持ったか否かで態度が変わる。クリスタや聖職者、軍人には慎重に接するが、それ自体に敵愾心を持つわけではない。

    【経歴】
    闇の魔教団カルバのゆるく従属関係にあるヴァンパイア地下組織に所属。長老衆の一人。

    後天性のヴァンパイアで元の種族はサイファ。サイファの頃も含め年齢は120歳くらい。容姿は魔族化した時の状態で止まっている。髪を切っても数日で元通り。

    カスティリアーノデオン本国北部の古い小さな街サンノルドマルス出身。
    商家の5人兄弟の三男として生まれ、上に兄二人、下に弟と妹が一人づつ居る(いずれも故人)。聖職者の長兄がいた。

    サイファの頃の一番有名な作は兄の仕えていた聖堂に納められている縦9m横4.5mの壁画『啓示を受ける聖マリユス』。修復を経て現存しているが、作者は完成後失踪・死去という事になっており事実上遺作とされている。なお闇市場を中心に現在出回っている本人の絵は画風が多少変わっているせいもあり同姓同名の別人と考えられている。
    長年絵を描きながら旅暮らしをしていたが、住居兼移動手段だった客船が廃業してしまったのを機にエンハンブレに落ち着く。不法移民街のどこかにある陰気なネスト本拠に住み着くのがイヤで、アトリエを兼ねて旧市街に古いフラットを購入、現在に至る。

    たまに街で通行人向けに絵の露店をやっている。
    露店では小脇に抱えて持ち帰れるくらいのサイズまでの油絵や水彩スケッチを扱う。旅行者向けにエンハンブレの名所を描いたものの他、国内外の宗教建築や風景画も多く含まれる。
    それ以外の本格的な絵は3割は画商経由の依頼で、7割は地下競売などネスト経由で世に出ている。油彩がメインで、全体的にロマン主義っぽい画風の夜の絵が多い。
    あまり表の流通経路には乗らないので、芸術品が好きな人であれば知っているかも?という感じの知名度。
    『ユーディット要塞の聖騎士』(個人蔵)、『嵐の中のノクト・マーレリット号』(個人蔵)、『旧都』(カルバ系施設蔵)など。
    露店にごくたまに看板猫一匹。妙に据わった眼をした黒猫。

    【その他】
    フルネーム:Alexis May Cremer(アレクシ・メイ・クレメール)
    フルネームは書類や絵のサイン、稀に目上の相手に名乗る程度で、普段は名乗る方も呼ぶ方もミドルネームのみが多い。

    不法移民街に程近い旧市街にアトリエのあるフラットを持ち、通常はここに住む。
    1階に幻獣の爺さんが営む寂れたパブ『銀の麒麟亭』がある。

    【NPC】
    ●ルイ・パトリック・クレメール(1275~1360没):長兄。(元)サン・マーシェル聖堂司祭。引退間際に司教。
    ●アガーテ・クリスティナ・ローゼングレン:現在の師で純血種の血親、現ヴァンパイアネストの長。本業は彫刻家。付かず離れずの腐れ縁のような間柄。
    ●『銀の麒麟亭』店主:外見60代後半、不器用な性格の爺さん。元は客船のコックで(手抜きをしなければ)料理の腕前は一流。実体は銀の鬣を持つ麒麟。一元客には非常に冷たい。素っ気なくも良好で長い付き合い。
    ●ライラ:同じフラットの別棟にネスト所属のヴァンパイアと共に住む、その妻。白毛の人狼。フラット内のハウスキーパー兼警備要員。脳筋で大雑把。外見18歳。パブの満席時は手伝っている。使用人と言うよりは仲間に近い間柄。


    ●ヴァンパイア地下組織(ネスト):組織名なし。通称"劇場"。
    闇の魔教団カルバにゆるく従属する組織。メンバーは長老衆も含め芸術家や職人、学者などが多い。カルバの資金源となっている組織の一つ。
    不法移民街のどこかにある廃墟の地下と古い地下水路設備の一部を繋げたスペースに、円形劇場型の拠点を持つ。常時住み着いているのは奴隷を除き50名前後、総勢は200名ほど。
    主に地下競売・美術品の輸入輸出を通じて犯罪組織や資産家の闇送金や資産隠し、資金洗浄などの仲介をしている。

    上から、
    長老衆の中でも中枢を占める【純血種】>純血種から血を受けた後天的ヴァンパイアからなる【支族】>カルバの教えに強く傾倒した武闘派【信者】>半人前ヴァンパイアの【鼠】>>>>>採血用の奴隷の【血奴】
    の順で序列がある。(脱走した【血奴】や【鼠】はMob扱いにつき殺害可。)





    邂逅履歴(敬称略)
    エルゼ/ルートヴィヒ/ウルフ/(ウルスス)/エドワード・グリーンフィールド/エリク・レーストン/アストライア/(エセルウィン)オフラハティ
  • PL会話可(基本ロール内処理希望、挨拶不要、襲撃OK)/レス遅め/流血、エロOK。極度のギャグ展開のみご容赦下さい。NPCを含め不自然でない範囲で既知可。正体看破は「魔族」まではどなたでも、それ以上は無理のない範囲で。
  • May
  • (年の狭間で――)(庭の枯れ葉の裏に書かれた手紙)

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