【容姿】
白く短いながらも癖のないショート
大きな瞳にサファイアを思わせる蒼眼
大きく犬歯の目立つ口元
小さめながらも丸みのある顔のラインは年相応に愛嬌を感じさせる
異邦人特有の黄色肌にあまり凹凸の少ない体系。触れれば多少は膨らみを感じる程度
魔族の右腕を移植されており、右肩から大きな継ぎ接ぎがある。
赤黒く、筋肉繊維がむき出しになったようなグロテスクな印象の為、普段は包帯で厳重に巻いて隠している。
「ナメられるから」という理由で男として振舞っており、中世的な顔立ちもあって触れられない限りはあまり意識されることはない。
しかし口調が「オレ」だったり「僕」だったりと安定していない。
反面動揺をしたり追い詰められた際に本来の一人称である「私」が出てくる。
【服装】
・怪盗として
黒いスーツ
黒いシルクハット
ネクタイまで真っ黒
ムンクの叫びをデフォルメ化したようなどこかふざけたマスク
右腕は包帯で隠している物のスーツの裾に隠れてる為かあまり目立たない。
・普段
シワの目立つ白のシャツ
膝に生意気な顔した猫のアップリケが目立つカーゴパンツ
内側にポケットが大量についたコート
【能力】
・「愚者の烙印」
右腕で攻撃を加えた箇所に六芒星の痣を付け、痣がついた箇所から先が一時的に感覚を失う。
発動条件としては「攻撃を加えられた」と認識させるだけで可能で、例えば張り手や引っかきでも発動可能。
ただし相手が集中してたり魔法や薬等で痛覚を遮断してるなどでダメージを認識しなければ不発する。
魔力に依存しない為何度でも発動できるが、効果時間は大体30分ほど。(ダメージに応じて時間は伸びたりさらに短くなる。)
尚、術者が何らかの理由でダメージを受けたと認識するとその瞬間効果が切れる。
・「三匹の囚人」
右腕の血が染み込んだ紙人形を媒体に犬・猿・雉を模した式神を召還する。
異邦人故か、式神を出せるものの魔族の血と混ざって赤黒く、首のない禍々しいものへと変貌した。
呼び出される式神にはそれぞれ個性があり、必ずいうことを聞いてくれるとは限らない。
戦闘力は本来の生物よりは高いもののその他機動力や生命力に関しては一般のそれと変わらない。
撃破されると魔力が消費されるタイプで、呼び出しや自分で消す際には魔力は消費されない。
ただし魔力消費が激しいのか1日に連続して使用するには向かない。3体撃破された時点で昏睡状態に陥るほど。
犬:通称「ワンダ」
攻撃特化で忠誠心は高いがあまり知能は低い
機動力と爪による一撃必殺を得意とするが、逆に言うとそれしかできない。
猿:通称「ツゥ」
気まぐれで我侭な性格であまり言うことを聞かない。
唯一カタコトながら言葉を話せる。変化が得意で周囲の物や人に化けて騙まし討ちが得意。
雉:通称「スリーク」
唯一の非戦闘員。マイペースで一番大人しい。
どこから見てるのか視界を共有できる為上空を旋回して情報収集を担当する。
以外に握力が強く、人一人ぐらいなら連れて飛ぶことができる
【戦術】
腕力で劣るものの、大見得切った嘘や懐に隠し持った道具で相手を警戒させてからダガーや鞭で絡めとる。
1対1であれば刺しあう目処も付くが多人数は避ける傾向にあり。