◆容姿
　〔髪型〕闇色の直毛長髪を背中まで伸ばし、先端を緩く編む。
　〔目元〕燃える夕日色の瞳、切れ長の二重。
　〔顔立〕多少日焼けをした白人色。鼻筋はよく通り唇は薄めの怜悧な印象。
　〔体形〕研究者らしからぬ、逞しい骨格と引き締まった筋肉。

◆服装　王宮に上がる際は、裾の長い白のローブと、銀の装飾類を幾つか。
　　　　自宅や隣接の研究庵では、シャツとスラックス等、極簡素な服装を好む。
　　　　左の中指に非常に古い年代の金の指輪。中心に大きな深紅の石が填められている。

◆能力　聖魔法と、その力の源であるアトゥールを初めとするクリステアの神々を研究、多　　　　種の魔法を使用する。
　　　　強大な魔法を発動するより、幾つかの力を巧みに組み合わせ、
　　　　かつてない複雑な効果を発揮させる事を研究の主旨としている。

◆武器　黒い刃のダガー。魔法の媒体としても、護身用の直接武器としても使用。

◆経歴　１６歳からアストゥリオス学院の聖魔法科入学。２４歳で博士科卒業。
　　　　在学中から貴族のパトロンを得て王宮にも出入りし、上流階級とのパイプを作る。
　　　　卒業後は、複数の支援者からの資金により、個人の研究庵兼自宅を郊外に建て、
　　　　独自の研究を続けながら王宮に通い、巧みな魔法技能で貴族達の様々な要望に応えている。

◆性格　宮廷での理知的で柔和な振る舞いの一方、普段は皮肉屋で人嫌いの傾向。
　　　　社会通念とは別の独自の価値観を持ち、礼を必要としないと判断した相手には、
　　　　種族や身分に関わらず、手酷い対応をとる。
　　　　貴族社会で数々の浮名を流すも権力に欲がある様子でもなく、潤沢な研究費で贅沢な
　　　　暮らしを送る訳でもなく、郊外の簡素な庵で独自の研究に取り組む。