【容姿・服装】
瞳:暗く淀んだ金眼。目の下には血行不良から来るクマがある。
髪:色素の抜けた白髪。遠目だと老婆に見えることも。
口元:血色の悪い薄桃色の唇。やや発達した犬歯。
顔立ち:童顔でどこか愛嬌を感じさせる顔立ちだが、常に陰鬱な笑みを浮かべているため子供っぽさは感じられない。
肌:病的なほど青白い肌。胸元に銀杭の刺青。
体格:豊満とは言えないがそれなりに女性らしい均整の取れた身体つき。背中には赤黒く染まった翼の文様を持つ。
服装:所々に銀の装飾が散りばめられた袖無しの修道服。動きやすいように靴は編み上げブーツ。スカートには深く切れ目が入っており、太ももまで大胆に露出している。
荒事に赴く際は修道服の上から鉄製の胸甲を着込み、銀の長剣を携え、血に塗れた聖騎士団のコートを羽織る。
【異能】
「吸血鬼の身体」
肉体が不完全ながら吸血鬼のものとして変質しており、常人を軽く上回る身体能力、老化の停滞、自然治癒とは異なる強力な肉体復元能力に加え、血液を介した魔力の回復能力、暗視、魔力によって編み込んだ翼を使用した飛翔能力を持つ。
弱点として陽の光を浴びたり、祝福を受けた銀、聖水等に触れると接触部分が銀色の炎に包まれ熱傷を負う。また、聖句は口するだけでも口元が炎上する。
生きる上で吸血行為は必須ではないが、時折強い吸血衝動に襲われるため、それを抑えるために定期的な吸血行為が必要になる。
「冥府の銀炎」
銀に輝く冥府の炎を現世へと呼び出す聖属性魔法。
クリスタであった頃から使用している魔法で、物を燃やすなど一般的な炎と性質はあまり変わらない。
本来は死者を弔う葬送の炎であるため、自身を含め、ゾンビや吸血鬼などの不死者に対して非常に強い効果を示し、幽霊など実体の無い存在に対しても有効。
【戦闘】
元聖騎士なだけあって、得手は長剣を使用した正統派剣術による1対1の近接戦闘。
魔法は主に防御や目眩ましといった補助に使用する。
他にも両手剣、槍、弓など、一通りの武器は扱える。