【本名】
マルガ“スカーフェイス”ナジータ

【容姿】
黒い白目に金色の瞳を持つ黒豹族のガーディス。
艶やかな漆黒の毛並みの肉体は靭やかで実用的な筋肉で覆われておりスリムなシルエットの体型。体脂肪率は少なめで筋肉で引き締まった体格をしており、乳房は小ぶりだが張りがあり尻も小さいがしっかりと持ち上がった良い形をしている。踵より少し上くらいの長さの尻尾。

右肩に奴隷の証である焼き印の痕が生々しく残っているが、それを拒絶するかの如く斜めにナイフで切り裂いた痕がついている。

顔全体を大きくX字に切り裂く傷跡があり呼び名の由来にもなっている。

右耳の根本に二連シルバーリングピアスを空ける。

【服装】
金具の少ないブラックレザー製の丈夫かつ軽量なシーフ用鎧を身にまとい、肩から5つポーチの付いたベルトを斜めがけする。
その下には麻の簡素なシャツと同素材のレザーパンツとブーツを着用。右腿にはスローイングナイフ用のシースベルトを着用。
鎧の上から国境調査師団のコートを羽織る事もある。

【武器】
武器は基本的に腰の後ろに収めた二刀一対の大振りの漆黒の刃のククリナイフ「カリア＆キリク」を用いるがポーチの中に入れた煙幕やワイヤーなどの小道具やシースに収めたスローイングナイフなどを使ってトリッキーな攻撃を仕掛ける事も。
黒豹族特有のスピードと隠密性を活かした戦闘が得意。

【性格】
プライドが高い激情家。言葉使いが悪い男勝り。
シーフという職業上忍耐強さを持ちあわせてはいるものの、本来は喧嘩っ早く短気な性格。
得に差別的な扱いには我慢がならず、つい手が出る事も。
かつて、ほんの一瞬ではあったが母親だった時期もある為子供に対しては別け隔てなく接する優しさを持つ。

性には奔放な方だが、とある理由からもう子を孕む事はない肉体となっている。

【経歴】
元はフェリキアの奥地にて繁栄していたとある黒豹族の英雄の妻。
18歳の頃に結婚した夫と静かに暮らしていたが突如侵攻してきた奴隷商の私兵に追い立てられ、その際に抵抗した夫を殺されてしまう。顔の傷はその時兵士に報復しようとして返り討ちにあい、付けられたもの。
当時夫との子である双子を孕んでいたがそのまま捕らえられ、奴隷船の過酷な環境の中で出産するものの、死産となってしまう。

エデンシアに着いてからは娼館に売り飛ばされ、無理矢理に客を取らされていたが隙を突いて娼館を脱走しそのまま奴隷労働から逃れる為に国境調査師団に入隊。
かつて故郷で培った戦士の技術と生まれるはずだった子どもたちの名を付けた二刀一対のククリナイフを用いて戦果を上げ、現在軍曹クラスに上り詰める。

その後とある魔術師の元を訪ねて自らに不妊の呪いを施す。二度と子を失う苦しみを味わわないために。

いつか、自らが奴隷としてされた事の復讐としてクリスタかサイファを奴隷に持つ事を夢見て戦いの日々を生きる。

精々アタシを首輪をつけたペットだと思い込んでりゃ良いさ…いつか食らいついて、その手ごと食い千切ってやる…